40種類もの栄養素

良い女王蜂の巣ほど良い物が摂れる

「ローヤルゼリー」は蜂蜜とは違うものです。
「ローヤルゼリー」とは若いメスの働き蜂が、女王蜂のために生成し、分泌する、乳白色のクリーム状の物質のことで、女王蜂だけが食べることができます。
逆にいえば、幼い頃から「ローヤルゼリー」だけを食べてきた蜂が、女王蜂となるのです。

女王蜂は、1日に卵を約2000個ほど生みながらも、他の働き蜂よりも大きな体で長生きをする理由は、この「ローヤルゼリー」の栄養にあります。
「ローヤルゼリー」は働き蜂の体中にある花粉を消化して、背中にある血管に吸収され、「ローヤルゼリー」を分泌する咽頭腺から「ローヤルゼリー」が分泌されることによって作られます。
つまり「ローヤルゼリー」は蜜や花粉を食べた働き蜂の分泌液ですので、当然ながら放たれた範囲で働き蜂が集めた物が「ローヤルゼリー」材料となって精製されます。

農薬などが混ざってしまった蜜などからは、よい蜂蜜も「ローヤルゼリー」も作られませんので、いかに恵まれた起源植物や蜜源植物がミツバチの行動範囲内にあるかどうかによって、大きく左右すると言えるでしょう。
つまり、働き蜂がいい材料に出会えれば出会えるほどに、より良い「ローヤルゼリー」が出来上がるといっても過言ではありません。
中国浙江省では、より高品質な蜂蜜や「ローヤルゼリー」の生産を行うために、蜜蜂の行動範囲の半径3km以内には農薬散布などを行った農場がないことが上げられます。
また、半径30km以内に化学工場などがないことなどを条件に、生産に取り組んでいます。

他の国でも、やはり雄大な土地で管理されています。
残念ながら日本の限られた土地では、そこまでの大規模な生産はできません。
ですが、国内外とのネットワークなどをしっかりと保ち、国内や海外の直営および提携養蜂場とともに、植生に恵まれた好条件の環境が選ばれている場所なども、少なくはありません。
ローヤルゼリーを探す時には、どの様な環境で作られているかを調べる事で、より安心安全な商品を選ぶヒントになると言えるでしょう。

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