40種類もの栄養素

蜂蜜とローヤルゼリーは別の物

ローヤルゼリーと蜂蜜はよく比べられるものです。
同じ蜂が作るのだから同じようなもの、とは考えないで、全く別のものだと考えたほうがいいと思います。
確かにどちらも蜂が食べるものには違はありませんが、蜂の中にも「働き蜂」もいれば、「女王蜂」もいます。
どんな蜂が食べる食べ物なのか、ということを考えてみたことはありますか?蜂が食べるものなのだから、同じものだと思っていませんか?
実は女王蜂と働き蜂とでは食べるものが全く違うのです。
大きく分けると、次に挙げる3つの違いがあると考えられています。

1、誰が食べているのか?
「ローヤルゼリー」が女王蜂の食事なのに対して、働き蜂は、主に花粉や花から集めたはちみつが食事です。
群れの中から選ばれた、たった1匹の女王蜂にのみに、その「ローヤルゼリー」が与えられます。

2、含まれている栄養素の違い
「ローヤルゼリー」にはアミノ酸やミネラル、ビタミンなどの栄養成分が非常に豊富に含まれています。
これに対して「はちみつ」は糖質(糖分)が主な栄養素となります。
単なるエネルギー源としてではなく、体調を整えたり、体を作ったりする働きを持つ栄養素です。

3、味の違い
「ローヤルゼリー」は酸味が強く、独特のニオイがします。
そのままでは食べられたものではありませんので、人間が摂取する際にはソフトカプセルにしたり、糖衣を付けたりと、錠剤の形にします。
これに対して、「はちみつ」はとても美味しいです。
甘い味で、花の香りがします。

●特別食を与えられた結果
「ローヤルゼリー」、は若い働き蜂が作る栄養満点の物質です。
これは女王蜂と、将来女王蜂になる幼虫にしか与えられない”特別な食事”です。
将来女王蜂になる幼虫と言う風に言いましたが、実はどの幼虫が「ローヤルゼリー」を食べても女王蜂になることが出来るのです。
特別な幼虫が女王蜂になるのではなく、「ローヤルゼリー」を与えられた幼虫だけが、その豊富な栄養により大きく成長して、女王蜂になります。
つまり女王蜂は働き蜂とは別の種類、と言うわけではなく、栄養面で特別に優遇された結果、「特別な働き蜂」になったと言えます。

こちらに生ローヤルゼリーと蜂蜜の比較が載っていますので、ご覧ください。

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