40種類もの栄養素

ローヤルゼリーは働き蜂の分泌物

女王の特別食として作られる「ローヤルゼリー」はどのようにして作られているのでしょうか?
「ローヤルゼリー」の作られ方は、まず生後10日前後の若い働き蜂が、集められた蜜や花粉などのの混合食を食べ、体内で消化吸収された後、咽頭線と呼ばれる部分からから乳白色のクリーム状の物質を吐き出します。
それが「ローヤルゼリー」です。

若い働き蜂と言えば、人間でいうところの、17~18歳くらいの元気盛りです。
新陳代謝も特に活発なころです。
女王蜂だけが食べられるという理由から「王乳」とも呼ばれている「ローヤルゼリー」は、まさに栄養の宝庫と言えます。
人間の体では作ることの出来ない必須アミノ酸をはじめとした「アミノ酸」、体の調子を整える各種「ミネラル」、「ビタミン」など必須栄養素がバランスよく配合されています。
さらにその中には「デセン酸」など、ローヤルゼリーだけが持つ特別な成分も含まれています。

ローヤルゼリーを作っている働き蜂の食事は花粉とハチミツを混ぜたもので、こちらにも糖やタンパク質やビタミン、ミネラルなどが含まれています。
ですが、その栄養素をローヤルゼリーと比べると、ローヤルゼリーの栄養価の高さは段違いと言えるでしょう。
働き蜂の平均寿命が約1ヶ月なのに対して、女王蜂はなんと、2年から長いもので5年も生きるという事からも、ローヤルゼリーのパワーの凄さがわかると思います。
女王蜂は、特別な血筋として生まれてくるわけではありません。
働き蜂になるほかの蜂と同じように生まれてきます。

ただ女王蜂になるために選ばれた一匹だけが、幼虫のころから、「ローヤルゼリー」を与え続けてられているのです。
やがて羽化し、出産を行うようになってからも、毎日「ローヤルゼリー」だけを食べ続けるそうです。
たんぱく質や糖質、脂質のほかにも、各種ビタミンやミネラル、アミノ酸などがバランスよく含まれている「ローヤルゼリー」は、まさにミツバチの最高傑作と言えるでしょう。

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